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まめっちママ

Author:まめっちママ
中国語学科卒。
女子校の国語講師から予備校講師に華麗なる?転身
その後、娘のスケジュール管理のために専業主婦を
長くやっていましたが、中学受験終了と共に教育業界
に再就職。

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帰国子女の国語を担当してみて

 今まで私は、ある程度高度な日本語力があり、しかも大学受験す
 るぐらいの力を持っている高校生ばかり見てきたため、小学生の
 帰国子女がどれぐらい実際国語力があるのかは、見てみるまでわ
 かりませんでした。

 今回初めて、来年帰国する現地で3才ぐらいから11才まで過ごし
 た小学5年生の子の国語を春休みの間だけ見ることになりました。

 日本人学校に週末通い、普段は現地校に在籍していたということ
 で、日本語の会話と読み書きは一応できるけれど、国語はあまり
 得意ではないということでした。

 家庭内では日本語を話していたらしいので、それなら日本人と
 変わらないかなと思っていたのですが、ちょっとケースが違って
 いたんです。

 日本語を確かに話してはいたのですが、母親が外国人で、父親が
 日本人なんです。この場合、普段の生活で一番接触が多い母が
 日本語ネイティブじゃないということで、微妙にその子の日本語
 が普通とは違い片言状態に聞こえます。
 意思疎通はもちろんできるし、十分日本語で生活できるレベルな
 のですが、やはりきちんとした日本語とはほど遠い感じで、とて
 も受験生レベルの問題はできません。

 もちろん帰国子女枠で入学するつもりだと聞いているので、一般
 入試とは違いますが、国語力というより言葉の壁を感じました。
 今、東南アジアの国から看護士として来日して日本語で試験を受
 けないといけない多くの優秀な看護師候補が、言葉の壁でテスト
 を受けても不合格になるケースが問題になっていますが、まさに
 そういう感じなのです。

 生活言語はできるし、読み書きもできるのですが、やはり日本人
 としてのレベルと比べると低いと言わざるを得ない状態です。
 ただ救いなのは、漢字圏だったので、読み書きが他の国にいた
 場合よりはるかにできるということです。

 もしこれが英語圏だったら、もっと大変だったのではないかと
 思います。母親が英語を話す人だった場合、かなりの確率で
 子供は英語しか話せない状態になることが多いです。

 英語という世界で通じる言葉を母語に持つことができたのです
 から、当然他の言語に対してのモチベーションは低くなります。
 
 帰国子女は日本ではあこがれられる存在かもしれませんが、様々
 な事例があるので、本人達の苦労は日本で過ごしただけの子より
 もっと多いかもしれないと私は思っています。
 
 この子の場合も、設問の意味がそもそもわかっていないことが
 あったり、中国の漢字と日本の漢字が入り交じってしまったり・・
 難しい問題がたくさんあります。

 昔、娘が少し中国語をかじっていた時、私は読み書きをさせなか
 ったのですが、それは日本語の漢字でさえうちはあの状態ですか
 ら、中国語の漢字などを入れようものなら、混乱することは必至
 です。実際帰国子女の生徒を目の前で見て、漢字を混同している
 のを見ると、ああやはり私の直感は正しかったと思いました。

 母語が彼の場合、完全に中国語なのです。
 日本語が第二言語となっているので、今後帰国して生活していく
 上で、かなり勉強しないと大変だなと思いました。

 私の役割は、その混同している部分を明確にし、少しでも本格的
 に帰国した時に日本語環境にすぐに溶け込み、国語力で差があり
 すぎる状態にならないようにすることなのですが、短期間では
 これまた難しい要求です。春休みは集中的に国語を見ることにな
 ったのですが、私がある程度中国語が分かる状態だったので、
 彼が言わんとしている中国語と日本語との混同部分はよくわかり
 ます。そういう意味では適任かなとは思うのですが、一年ぐらい
 真剣に面倒を見てやれば、日本語としての国語力を引き上げる事
 ができるのに、残念なことに、春休みが終わればまた帰国してし
 まうのです。継続してやることができれば、もっとよくなる事が
 見えていますが、仕方ないですね。

 塾でできる事には限界があります。
 ただ、本人はとても努力家ですし、英語も話せるらしく、英検、
 中国語検定、そして将来は飛び級してでも海外の大学にと、向上
 心は半端じゃなく、日本でしか育ったことがない日本人の子より
 はるかに何倍も勉強していて、こんな教育が中国では行われて
 いるのかと思うと、日本のゆるすぎる現状が限りなく心配になり
 ました。日本の学校は宿題も少ないし、楽すぎるというその子の
 言葉も納得できますね。

 どちらがいいかはわかりません。激しすぎる受験戦争で自殺者
 がものすごく多い韓国などの話も聞いていますから、勉強ばかり
 することが本当に幸せかどうか・・・・・
 でも少なくともその子はそれを苦痛とは感じていない様子でした。
 まだ見ぬ将来に向かって今はひたむきに努力する姿が新鮮な感じ
 で、うちの娘とえらい違いだなと思ったことだけは確かです(笑)

 うちはやたらパソコンの音楽ソフトに詳しくなり、編集したり
 加工したりすることに全力をかけて頑張るおたく街道まっしぐら
 ですから・・・・・
 もう本気で進路変更か?と思いますよ。

 まあそれも娘の人生だし、やりたいことをやって悔いを残さない
 方が幸せってこともありますよね。

 私のママ友の旦那さんは医師なんですが、息子には医師を目指し
 てほしくないそうです。自分より弟の方が自由に生きているのが
 うらやましくて、医者が必ずしも幸せとは限らないと思っている
 からだそうです。

 様々な考え方があり、それを本人がどれだけ納得して生きている
 か・・・・そこだけしかないのではないかと思う日々です。

 


 なんとかなるだろうと楽天的に
 生きる娘には、不幸っていう言葉
 がないような気がするまめっちママに
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